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算術オブジェクト(Math)
JavaScriptのMathオブジェクトが使用出来ます。詳細はMozilla MDNサイトを参照下さい。
Math - JavaScript|MDN
- example.js
var pi = Math.PI;
組み込みクラス
三次元算術計算用に以下のクラスがあります。正確にはECMAScriptにクラス概念は無いため クラスではありませんが、XISMO C++内部クラスのラッパーとして実装しており、便宜上クラスと呼称しています。
Vector2 | 二次元ベクトルを扱うクラス |
Vector3 | 三次元ベクトルを扱うクラス |
Quaternion | 四元数を扱うクラス |
Matrix4 | 4×4行列を扱うクラス |
スクリプトから内部C++クラスの呼び出しにはオーバーヘッドが発生します。必要に応じてスクリプト内部で完結する計算も有用である場合があります。
浮動小数点の扱い
ECMAScript仕様上、少数はdouble型として扱いますが、XISMO内部の算術計算はfloat値になります。そのため計算の際に演算の丸めが発生します。
回転角
回転角の単位はラジアンです。
グローバル関数
RAD(double)
return double
DEG(double)
return double
var r = RAD(45); //ディグリーからラジアンに変換 var r = RAD(Math.PI); //ラジアンからディグリーに変換